12月8日 金曜日の夜 浜離宮朝日ホールにて開催された務川慧悟くんのリサイタルに行ってきました。 前日に自分のコンサートを終えたばかりということもあり、その緊張感から解放されたことから色々な思いが溢れ出て、務川くんの奏でるピアノの美しい音色に涙涙の夜となりました😭
今回は務川くんにとっても初の試みの5夜連続（月〜金）コンサート！ プログラムA.Bの2種類となってまして、前半2日間はAプログラム、後半2日間はBプログラム、そして私が行った最終日はなんと当日プログラムが発表されるというなんとも魅力的なものでした✨ その曲目は写真の通りです⬆️ この日は務川くんがコンサートで実験的に行いたいことがあるとかで何かと思えば、なんとコンサートの途中で休憩時間を入れず、MCを交えながらの演奏をするということでした。その理由としてはパリにあるジャズピアノのライブに務川くんが行った時に体験した形態だそうで、その時に感じたことが演奏者とお客様との一体感だそうです。 もしクラッシックコンサートに置き換えて同じことをしたらどうだろう？と思ったそうです。始まってちょうど50〜60分辺りは演奏者も観客も集中度が高まっているところなのでそこで途切れてしまうのは残念かもしれない、例えば映画を観に行った時もその時間帯がちょうどストーリーに入り込んでそこで立ち去る人はいないだろう、ということでこの日のコンサートでは是非とも実験してみたいとのことでした😁 結果、私としては非常に有意義な時間となり、務川くんの世界観にずっと浸りながら堪能できました❣️ 曲目もバッハ、フランク、ショパン、ブラームス、ドビュッシーとあらゆる時代の作品が並び、務川くんの幅広い音楽の世界と曲の合間に入るMCがとても楽しく、休憩がなかったことなんて全く忘れてしまうほどあっという間の2時間でした✨ 務川くんは一見物静かで無口な人のような印象でしたが、いえいえそんなことはなくお話もとても面白いのですよ🤣 いつも「今日はどんなことを話してくれるのだろう？」と楽しみなのですが、今回はたっぷり色々なお話を聞けて大満足😁 演奏は言うまでもなく務川ワールド満載で音の美しさと流れは天下一品です🎶
最後に今日のプログラムの並べ方への拘りも話してくれました。 私たち音楽家の間では【バッハに始まりバッハに終わる】という言葉をよく言うのですが、これには色々な意味があると思います。務川くんもこの言葉の通りにしたそうです🎶
アンコールはこれまた初の試み！ 写真や動画の撮影オッケー👌 SNSでの拡散オッケー👌と大サービス❗️ もちろん私も動画撮影しましたよ😁 アンコール2曲（シューマン「子どものためのアルバム」より『無題』とドビュッシー『花火』）のうち、シューマンの『子どものためのアルバム』より『無題』を紹介しますのでご覧ください⤵️
