7/13 亀井聖矢くん ショパンピアノコンチェルト1番&2番

ピアノ

昨日の牛田智大くんに引き続き『ショパンピアノコンチェルト1番&2番』のリサイタル。ピアニストは亀井聖矢くん。 連日こんなに贅沢なプログラムを聴けることはそうないことでしょう。 しかし今日のリサイタルほど切なく心が痛んだことはないです。

この2年間でオールショパンプログラムのコンサートを3回行い、今年10月のショパン国際ピアノコンクール本選に向けてどれだけの準備をしてきたことか。。。今日はその最後のステージでピアノコンチェルト1番と2番、アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ(オーケストラバージョン)これはファイナルに備えての準備だったのでしょう。 私はソロとコンチェルトの2回のリサイタルに行きました。 当たり前ですが、ソロの時と今日とでは意気込みが違うこともあって全く違うショパンのように感じました。

今日の亀井くんは演奏後のいつもの笑顔はなく、スタンディングオベーションにアンコールで応えることもなく、ピアノの蓋を閉めてしまいました。 もうそれ以上の気力はなかったのでしょう。 それでもよくぞこのプログラムを最後まで弾き終えたと思うのです。 予測もしてなかった予備予選の落選から今日を迎えるまでどんなに辛かったかと思うと心が痛みます。

高音の美しい音色が今日ほど悲しい響きに聴こえたことはない。 特に両曲2楽章はその美しさが際立ち、色々な感情が込み上げて涙😭 (亀井くんが1番泣きたかったかもしれませんが)ピアノの演奏の合間、オーケストラの演奏中に曲に集中しようしようとしてる亀井くんの姿がいつもと違う仕草でなんだか痛々しかった。。。もしかしたらショパンはしばらく封印してしまうのでは?とくにショパンコンチェルトを2曲弾くことはもうないのかもしれないと思うとある意味貴重なリサイタルだったのかも。。なんて思いながら帰宅しました。

もうコンクールは受けないと決めて、これからプロのピアニストとして生きて行く亀井聖矢くん、自分の道を信じて頑張って欲しい。 あんなに苦しい状況でありながらも世界3大コンクールのひとつ、エリザベート王妃国際コンクールでは5位という素晴らしい成績をおさめたのですから❗️

 

また笑顔溢れる活気に満ちた亀井くんの演奏を聴ける日を楽しみにしてます。

タイトルとURLをコピーしました