YEBISU Garden Cinema にて11/22〜28 ポーランド映画祭2024が開催されてます。 厳選されたポーランド映画6作品を上映中です。その中の【ピアノフォルテ】は2021年ショパン国際ピアノコンクールの舞台裏を描いたドキュメンタリー。本日は上映初日でトークショー付きだったのでどうしても行きたかった‼️ ショパンコンクール通訳者のマルタさん、ピアニストの木米さんによるトークショーは舞台裏を更に一歩踏み込んだ興味深い話でした。
コンテスタントたちが演奏し終えた直後に、メディアやインタビュアーが待ち構え、まだ感情の整理もつかないその場で自分の演奏についての感想を次から次へと聞かれたりするそうで、かなりメンタル的にも強くないと答えられないらしいですが、それも含めてのショパンコンクールであること、また国籍によるカラーの違いがかなりあるようで、例えばコンクール後の夜の過ごし方も色々で、イタリア系のピアニストたちはバーで飲んだり食べたり、そこにあるピアノを弾いて遊んだり陽気なキャラ😁、また次へ勝ち進むピアニストの結果発表も一緒に携帯見ながら確認したり、、、とかなりオープン。。日本人はあまりそういう場には来ないらしいです😅 また2ndステージ後にマルタさんが角野隼斗くん、反田恭平くんに『ショパンの演奏』についてインタビューしたところ『あまり気負わず、自然に、素直に、風に乗った気持ちで弾きたい』と言ってたそうです。
映画の内容は、先生と生徒のリアルなやりとり、本番直前の張り裂けそうな緊張感、周りの期待と重圧の中、精神的に耐えられず2ndステージを辞退したピアニスト(ポーランド)、ここまで来るのにはどれだけ大変な努力と時間とお金を費やし家族一丸となってやってきたのか、ファイナリストたちの受賞の明暗などなど、最初から最後まで胸が引き裂かれそうな思いで観てました😭 エンドロールではノクターンOp.27-2が流れてきて、先週私も弾いたこともあり、ジーンと涙が出てきましたよ。
【ピアノフォルテ】はあと2回25日と28日に上映されますが、25日はすでに満席だそうです。今日のチケットも販売開始10分で完売でした。 やはりショパンコンクールの人気は根強いです!
そしてショパンはほんとに美しい。私はやっぱりショパンが一番好きです。
来年はまた今日観たようなショパン国際ピアノコンクールが繰り広げられるのですね。
ガーデンプレイスは紅葉🍁の中、バカラのシャンデリアとクリスマスツリー🎄が美しく飾られてました✨ ミニミニクリスマスマーケットをやっていたので、可愛いサンタ2人を連れて帰ってきました😊