2015年第17回ショパン国際ピアノコンクールで3位のケイト・リウちゃん、4位のエリック・ルーくんのソロ&デュオリサイタルが3月5日、みなとみらい ホールで開催されました。
『ショパン・ナイト』という名の通り、プログラム前半のソロはケイト・リウちゃんはソナタ第2番、エリック・ルーくんは幻想ポロネーズを含めた3曲のポロネーズ、と全てショパン! 2人ともそれぞれの個性を活かし、ショパンの魅力を思い存分ピアノで表現してました。
ずっとずっと生のピアノ演奏を聴いてみたかったケイト・リウちゃん! 想像以上に張りのある美しい音色と素晴らしい演奏力に圧巻でした‼️
後半はデュオでしたが、ショパン以外の唯一モーツァルトの『2台のピアノのためのソナタニ長調』は、今まで何度も2人で演奏してるだけあって息がぴったりと合っていて本当に美しく、まるでピアノで会話をしてるようなメロディの掛け合いや強弱での立体感は素晴らしいものでした! そしてショパンの唯一2台ピアノのための作品である『2台のピアノのためのロンド ハ長調』は私は初めて聴きましたが、ショパンが18歳ごろに作曲しただけに、若きショパンの意欲的な姿勢や高度なテクニックを垣間見ることができ、華麗な、時には感傷的なメロディが散りばめられたとても素敵な曲でした。
アンコールに応えて、クルターグのピアノ連弾のための《J.Sバッハの神の時こそいと良き時》、ブラームス の《16のワルツOp.39-15》 綺麗すぎて泣けました🥹
演奏後はサイン会✍️があり、私はエリック・ルーくんのシューベルトのCDを購入したのですが、その日はたまたま練習中のショパンの即興曲集のエキエル版を持っていたのでお2人から楽譜🎼にサインしていただきました。嬉しい☺️⤵️
演奏を終えてリラックスしたお2人は、とてもチャーミングで笑顔が素敵でした✨ すごくお似合いの連弾カップルです❣️ またいつかお2人揃って来日していただきたいです🎹
ほっこりと心温まる素敵な『ショパン・ナイト』となりました✨🎶