プログラム⬇️
2005年ショパン国際ピアノコンクール優勝者のブレハッチのリサイタルに行ってきました。 2019年11月来日時には、みなとみらいホールにてショパンピアノコンチェルト1番、2番を聴き、横須賀芸術劇場ではソロを聴いた際、感動がマックスに達し😍 その後2021年10月に今回と同じミューザ川崎シンフォニーホールでソロリサイタルを聴いた以来、約1年半ぶりのブレハッチ!プログラム前半はオールショパン✨当時ショパンの生まれ変わりとも言われた彼なので、これがショパンが求めていた音楽なのか、といつも特別な耳の傾け方をしてしまう。。。なのでリラックスして聴くという感じにはなれない自分がいる。特に今回ポロネーズ4曲、しかもショパンの代表作「英雄ポロネーズ」と「幻想ポロネーズ」さらには「軍隊ポロネーズ」までも。こんなプログラムは見たことがない! ブレハッチ独特な微弱音の美しい響きはホール内がシーンと張り詰める緊張感に覆われ、物音一つ立ててはいけない雰囲気になる。それは見事なまでの透明感。幻想ポロネーズの始まり部分、1音1音に込められた魂が胸の奥まで響く。1番最後の和音を弾いた瞬間椅子から飛び上がりペダルだけ踏んでるパフォーマンス?にはブレハッチらしくない?と驚きましたが😳 ポーランドの風を感じるマズルカ、流れの美しいノクターンは正に至高のピアニズム🎶 後半はブレハッチ独特の美微弱音が更に際立つドビュッシー、モーツァルトと続き、シマノフスキーに至っては最後の最後にこう来たか!と思うほどの迫力。とは言ってもそこはブレハッチ!深い響きの中でのフォルテ音、さらりと弾きこなすものすごい技の連続。 アンコールはお得意のショパンのワルツ7番を一曲弾いて終了🎹 舞台に立つスッとした気品の良さは今も変わらず、そして歩く姿はちょっと早足で貴公子のようでしたよ✨
実は前回2021年のリサイタルでブレハッチ調子悪いのかな?と思うような感じだったので、今回もちょっと心配でしたが、そんな心配は無用でした😁 次回はショパンピアノソナタ2番、3番がぜひ聴きたい❗️
今回の来日リサイタルは2/25のサントリーホールと2/27のミューザ川崎シンフォニーホールの2公演のみだったのですが、サントリーホールはさておき、ミューザ川崎はお気に入りなのでしょうね😁 最近著名なピアニストたちがよくミューザ川崎で公演します。ブルースリウやガルシアなども。。。確かにホールの響きは素晴らしい! 私にしたら横浜から近いので嬉しいです❣️ みなとみらいホールの方が更に嬉しいですが😆